配属された場所は私欲だらけの地獄だった話

「お前面白い！俺の所に来い！」

この一言で営業所の配属が決まった

 

今回の話は

・所長面接で営業所が決まった話

・営業所の話

 

ハイヤーの仕事がどんな仕事なのか？

運転手希望の方は是非見て下さい

 

所長面接

本来であれば営業所の面接を済まして

研修を受けるのであるが・・・

私はタクシーからの異動なので

営業所が決まっていなかった

 

研修を受けながら所長面接を挟む事になった

所長面接の日に教官に言われた

 

 

意外と優しいフォローを頂き

面接を受けに行った

応接室に行き

しばらく待っていると

部下らしき人物が私に話掛けてくる

 

 

緊張が高まる

 

 

所長のイメージは

 

THE　成功者

 

高級な服を身にまとい

香水が強い

 

そして一言

 

普段通りの自己紹介をした

内心は不安しかなかった

そして、

私の履歴書を見終えたのか

 

履歴書を机に置いた

 

 

あっという間に営業所が決まってしまった

とりあえず、

教官に報告をしないと行けないので

報告した

 

営業所の場所を伝えると

自慢教官の担当が決まった

 

ここから、残りの数日間は

言うまでもなく地獄であった

 

配属日

別れの日に教官に強く言われた

 

この時はまだ理解出来ていなかった

営業所に着くと職員と自己紹介をして

営業所の案内をしてもらった

 

 

色んな人に自己紹介をして

全ての案内が終わった

 

 

待機所にいる人達はとてもやさしく

私から声を掛けるのではなく

色々な人が声を掛けてくれた

 

営業所の運転手さんもタクシーと

比べて優しい人しかいないので

安心した

しばらくして

 

電話が鳴った

 

 

車はトヨタのクラウンで

研修で乗っていた車より新しい

 

カッコイイ車に乗れて

これから偉い人をお乗せするのだから

内心ではウキウキだったと思う

車を出して所長を乗せた

 

 

最初は所長の運転手からスタートする

お客さんをお乗せする事は出来ない

分かっていた

そして、所長の運転手として働く事になった

 

運転手の1日

タクシー時代の時は

毎日4時起き

ハイヤーは宿舎があるので

朝が早い時は寝泊り可能

起きたらすぐに出発が出来る為

6時出発でも

5時起きで間に合う

新人のスケジュールからハードであった

 

 

とにかく、ほぼ毎日会食であった

所長ってそんなに忙しいのかと・・

 

家に帰るのは土曜日の朝

そして、

日曜日の夜に泊まりに行く

 

土日祝は休みだったので

それだけが唯一の救いであった

 

そもそも、待機が多すぎて

内心では余裕であった

 

 

 

タクシー時代の

道が分からなく怒られる事

酔っ払いに絡まれる事

全くない

 

事前に貰う住所を

Googleのプレビューモードで

位置を把握する

もし、それでも分からないなら

車でその場所に行き確認しに行く

酔っ払いも乗せることはなかった

 

タクシーよりラク

 

ただ・・・

帰宅する時間が次の日

これ以外は不満がなかった

 

待機時間は

読書

動画

などで時間が潰れる

 

そして、

初めての給料日

 

給与日

ウキウキしながら、給与明細を見ると

 

額が少ない

 

流石に何かの間違え

だと思い尋ねた

 

そう言うと、PCで調べてくれた

確認が終わると私に対して

 

この時初めて気が付いた

やっていた仕事に

価値がない

 

そして、続けて職員は言う

 

 

つまり、

 

金を増やすと

休みが無く

 

休みを増やすと

金が減る

 

この時初めて

ハイヤーの闇

 

を理解しました

 

そして、

この給与日から

ほとんど休まず

出勤をした

 

そして、

私はこの後人間関係で

物凄く苦労することを

まだ知らなかった

 

まとめ

お疲れ様です。

いかがでしょうか。

今回はハイヤーの営業を

少し触れてみました

今後はもっと深く

書いてみようと思います

 

私はタクシー運転手時代に

ハイヤーのイメージは

とても楽そうに感じていました

 

しかし、

理想と現実は

大きく異なり

 

最初の数ヵ月は

慣れるのに時間を費やしました

 

タクシーの自由

ハイヤーの拘束

 

どちらも私にとっては地獄でした

 

それでは今回はここまで

次回もお楽しみに