タクシーの経験が活かされた時のお話

ハイヤー

タクシーの経験がハイヤーで活かされることはあったのだろうか。

タクシー時代は怒られながら道を覚えた

ハイヤーはルートが決まっているので、

道は覚える必要ないと思っていた

ハイヤー時代にタクシーの経験が活かされたお話をいくつかしようと思う。

 

運の良し悪し

「皆さんは運は良い方でしょうか?」

 

ある日、新人のクレーム処理で私が消去法で選ばれた。

どうやら、道を間違えてお客さんが怒ってしまったようだ。

現地に到着してすぐにお客様が乗り込んで来た。

 

お客
お客

六本木ヒルズ!

りゅーや
りゅーや

かしこまりました。

ルートにご指定ございますか。

お客
お客

任せる

 

 

タクシーと変わらなかった。

乗車して目的地を言われるタイプだった。

まぁ、有名な所はある程度分かっていた。

目的地に到着後しばらくして玄関から出てきたので、

車を付けた。

 

お客
お客

渋谷

りゅーや
りゅーや

はい!

かしこまりました。

 

 

車を走らせ数分後にお客様の方から話し掛けてきた。

 

お客
お客

この車ナビないの?

りゅーや
りゅーや

ないですね・・・

まぁ、ある程度は分かりますので

お客
お客

ふーん!

前職は何?

りゅーや
りゅーや

タクシー運転手です

お客
お客

なるほどね

前の人はすぐにナビ入れて遠回りしてたから

君はすぐ分かるから良いね

 

 

いや、有名な所は余裕で行けるが・・・

マイナーな所は無理です。

 

そう思いながら、色々周り最後の目的地で到着した後

お客様から言われた。

 

お客
お客

1つ質問して良い?

りゅーや
りゅーや

はい!

お客
お客

君って運が良い方?

 

 

その質問に戸惑った。

りゅーや
りゅーや

運は良い方だと思います!

こんな仕事しながらもご飯を食べれて生活しているのだ

 

運は良い方なのだろう

 

お客
お客

そうか!

また!

 

 

営業所に戻りアルコールチェックをすると

職員が私に話掛けて来た。

 

職員
職員

次また君が良いんだってよ

りゅーや
りゅーや

あっ、そうなんですか!?

職員
職員

そうそう!

なんか、君の事気に入ったみたいよ!

 

 

後日、指名があったので

お客を乗せに行った。

 

りゅーや
りゅーや

ご指名ありがとうございます。

本日も精一杯頑張ります。

お客
お客

おう!

よろしく!

テンションが高かった。

 

目的地も有名な所なので分からない所はなかった。

何回か指名されて運転すると徐々に仲良くなった。

 

お客
お客

いや~、最近調子良いのよね!

りゅーや
りゅーや

良かったですね!

お客
お客

全部君のお陰よ!

りゅーや
りゅーや

いや、私は何もしてないです。

お客
お客

初めて会った時に「運が良い」って言ってたでしょ。

やっぱり、運が良い人の近くにいると運気上がるんだよな。

 

そう言えばそんな話をしていたなと思った。

私はスピリチュアルな事はあまり信じないが

今まで会った社長は結構な確率で占い好きが多かった。

あくまで参考までにだが・・・・

 

Google信者女子

近年、スマートフォンの進化によりTVや動画そして地図など

多くのアプリが進化し続けている。

私もたまに地図アプリを使う

今回はスポットで行った時の話をしよう

 

いつものように指示書に書かれている場所を見て

どのように行こうか考えていた。

3名乗車し助手席に部下の女性が座った。

乗車して早々に女性早口で私に伝えた。

 

部下
部下

○○ね!

遅れられちゃ困るから!!

 

 

どうやら急いでいるのだろう

まぁ、タクシーでもそういうお客さんはいた。

走らせてすぐに女性が言った

 

部下
部下

あの、反対方向なんですけど・・・

りゅーや
りゅーや

あっ、この先Uターン出来るので

ここからの方が高速の入り口早いんですよ!

 

そう伝えると、スマホを私に見せて来た

 

部下
部下

Googleマップだとこのルートが早く着きます。

りゅーや
りゅーや

えっ、でも高速はここから乗れますよ!

部下
部下

ただ、伝えただけです。

 

 

これは、こう言うルートもあるよって事かな?

とりあえず、そのまま1つ目の目的地に到着した。

次の目的地に行く途中に一応質問した。

 

りゅーや
りゅーや

あの、指定のルートございますか?

部下
部下

運転手さんに任せます。

 

 

どうやら、1回目でルート詳しいって思ってくれたのかな?

そんなことを思い進んでいるとスマホを見せながら言って来た

 

部下
部下

あの~

Googleマップだとここ右の方が早いんですけど・・

りゅーや
りゅーや

じゃあ、次曲がりましょうか?

あまり変わらないと思うんですけど

部下
部下

遠回りしてないなら良いです。

何なんだ・・・

 

とりあえず、2つ目に到着した。

そして、最終地点に向かう時に私からお伝えした。

 

りゅーや
りゅーや

次は高速使わずに行きますね。

渋滞しているようなので!

部下
部下

いや、していませんよ!

Googleマップを見せて来た。

 

まぁ、私はネクスコ東日本の高速渋滞アプリを見ていたが

めんどくさくなったので

 

りゅーや
りゅーや

そうですか!

では、Googleマップを信じて高速を乗りましょう

案の定、渋滞していた。

すると、目的地には遅れる為

女性が私に怒った。

 

部下
部下

あの!

困るんですけど!

りゅーや
りゅーや

いや、私はお伝えしたと思うのですが

部下
部下

いや、あなたが選んだんじゃないですか。

私は提案しただけです。

 

人のせいか・・・

 

まぁ、タクシーでもこんな人いたな~と思いつつ

とりあえず、謝った。

それでも、女性は私に強い口調で怒ってくる。

どうしようかな?と思い困っていると、

後ろの上司が発言した。

 

お客
上司

さっきから、聞いていたけど

運転手さんは悪くないよ

先方には私から伝えるから

安全運転で行ってくれ!

女性は下を向いていた。

私はタクシー時代の経験が活かされたようで

それ以降女性は私にGoogleマップを見せに来なかった。

スマホのマップと運転手の地理能力を比べられるのだろう。

運転手さんのストレスが溜まるのは想像が出来る。

 

まとめ

お疲れ様です。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

私の時はちょうど「ポケモンGO絶頂期で

待機中にスマホを渡されて「ポケモン捕まえといて」と言われてました。

未経験でハイヤー運転手も良いですけど

タクシー運転手は1回挟むと比べて楽しいですよ!

このブログを書くと「運転手に戻りたいな」と思っちゃいました。

 

次回もお楽しみに

ありがとうございます。

 

 

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